グローバル化の教育と・・・リーダーシップの話
バイリンガル幼児園として設立され、基本的にはネイティブやバイリンガルがクラスを担当し、スポーツや音楽といったものは専門の先生+幼児園の先生で展開されるというものでした。
現在は一人っ子が多い中で、年齢の違う子どもたち同士で遊ぶというのが少なくなっていますが、縦割りの運動指導が行われている幼児園がありました。
Ninja9という名称の元、忍者の服を着て各チームごとで競技を競い合うというのが特徴です。この中のチーム編成としては年少々・年少・年中・年長というように縦割りのグループとなり、年長の人が下の子たちにいろいろな事を教えながら競技をクリアしていくというものです。
スポーツをすると言う事でなくリーダーシップが求められる他、考える力が身につくと言う事で現在は様々な幼稚園などで展開をしています。
当然、年少々の子どもたちは年上のお兄さん・お姉さんの言う事を聞きながらルールを理解し、競争(障害物競走やボールゲームなど)で勝つ為の方法を学んでいきます。そして年少々の子が年少・年中・年長とあがっていくにつれてリーダーシップを発揮していくのです。
その子どもたちの人間関係は社会に出たときに使えるものです。当然、子ども同士で喧嘩をする場面もありますので先生が手を差し伸べる場面もありますが、子どもたちに解決させる能力も身につけることが出来ます。
こうした取り組みは、社会に出て行く上で重要なカリキュラムではないかと感じました。